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rvm

rvm

RVMは、複数のRubyバージョンを切り替えて使うためのツール。古いRailsをメンテするために古いRuby環境が欲しいときや、最新のRubyを使いたいときに、gemを含む環境を丸ごと切り替えて使用できる。

RubyやGemは個人のホームディレクトリにインストールされるため、管理者権限が不要である

インストール

$ bash < <(curl -s https://rvm.beginrescueend.com/install/rvm)

使い方

現在インストールされているRubyを見る

$ rvm list

インストールできるRubyを調べる

$ rvm list known

今使用しているRubyが何か調べる

$ rvm current

Ruby 1.9.2をインストール

$ rvm install 1.9.2

Rubyを1.9.2に切り替える

$ rvm use 1.9.2

その他の使い方はヘルプで確認

$ rvm help

Gemを切り替える

同一バージョンのRubyでGemを切り替えて作業する。

このバージョンのRubyの新しいGemsetを作る

$ rvm gemset create hoge 

切り替え

$ rvm gemset use hoge
$ rvm use 1.8.7@hoge

一覧

$ rvm gemset list

デフォルトのgemsetには名前がない。

Grobalというgemsetがあらかじめ用意されており、各gemsetで共通で使われるもの。

gemsetはRubyのバージョン毎に管理されているようだ。

rvmrc

特定のディレクトリに行ったときに、自動的にrubyを切り替える仕組み

切り替えたいディレクトリで

$ rvm --rvmrc --create 1.9.2

gemsetも指定する場合は

$ rvm --rvmrc --create 1.9.2@hoge
rvm.txt · 最終更新: 2011/12/14 09:37 by nullpon