ユーザ用ツール

サイト用ツール


ubuntu:noble

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
ubuntu:noble [2024/08/25 13:05] nullponubuntu:noble [2024/08/25 13:20] (現在) nullpon
行 11: 行 11:
 ``` ```
  
-Ubuntu 24.04はsocket activationという仕組みを採用しており、sshdの代わりにsystemdがポートをリッスンして、接続があればsshdに引き渡すという流れになっている。このポートを管理するのがssh.socketである。+## socket activation
  
-sshd_configを修正してssh.socketを再起動すると、`/etc/systemd/generator/ssh.socket.d/addresses.conf`が自動的に作成される。こファイルリッスンするポート番号指定されている。+Ubuntu 24.04はsocket activationいう仕組みを採用しており各サーバプロセス代わりsystemdがポートを開いて待ち受け、接続ば各サービスに接続を引き継ぐという流れになっている。
  
-socket activationでは接続引き渡し先サービスが停止していればsystemdは対象のサービスを立ち上げてから接続を引き渡す。このためssh.serviceの自動起動をオンにする必要もない。+この待ち受けと引き継ぎを管理しているのがsocketユニットで、sshならばssh.socketが管理している。 
 + 
 +sshd_configを修正してssh.socketを再起動すると、`/etc/systemd/generator/ssh.socket.d/addresses.conf`が自動的に作成される。このファイルにsystemdが待ち受けするポートが指定されている。 
 + 
 +socket activationでは接続引き渡し先サービスが停止していた場合、systemdは対象のサービスを立ち上げてから接続を引き渡す。このためサービスはOS起動時の自動起動をオンにする必要もない。
  
 ``` ```
ubuntu/noble.1724591111.txt.gz · 最終更新: 2024/08/25 13:05 by nullpon