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rbenv

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

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rbenv [2013/12/29 08:58] – [global 指定] nullponrbenv [2022/07/22 15:34] (現在) – [global 指定] nullpon
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-===== バージョンを選択 =====+===== Rubyのバージョンを指定する方法 =====
 いくつかバージョンを指定する方法がある。 いくつかバージョンを指定する方法がある。
  
 ==== shell 指定 ==== ==== shell 指定 ====
-shell設定を行うと、現在のシェルセッションで使うrubyを指定できる。この設定は最も優先度が高い。Rubyで書かれたアプリを本番環境でデーモンとして起動するのに使うと良い。+shell設定を行うと、現在のシェルセッションで使うRubyを指定できる。この設定は最も優先度が高い。
  
   $ rbenv shell 2.0.0-p2   $ rbenv shell 2.0.0-p2
  
-この設定は環境変数RBENV_VERSIONに保存される。+この指定は、Redmine等のRubyで書かれたアプリを本番環境でデーモンとして起動するために起動スクリプト中で使うと良いだろう。 
 + 
 +この設定は環境変数RBENV_VERSIONに保存される。逆にRBENV_VERSION環境変数をsystemdのserviceファイル等で設定することで、サービスでrbenvを使うことができる
  
 ==== local 指定 ==== ==== local 指定 ====
-local設定を行うと、カレントディレクトリ以下の階層にいるとき指定バージョンのrubyが使用される。Rubyアプリ開発に使うと便利+local設定を行うと、この設定を行ったディレクトリ以下にいるとき指定したバージョンのRubyが使用されるようになる。優先度は2番目
  
   $ rbenv local 1.9.3-p194   $ rbenv local 1.9.3-p194
   $ ruby -v    $ ruby -v 
   ruby 1.9.3p194 (2012-04-20 revision 35410) [x86_64-darwin10.8.0]   ruby 1.9.3p194 (2012-04-20 revision 35410) [x86_64-darwin10.8.0]
-   + 
-local 設定は .rbenv-version というファイルに記録される。+この指定はRubyアプリ開発時に使用するRubyのバージョンを固定するために使う。プロジェクトのトップディレクトリで設定しよう。 
 + 
 +この設定は .rbenv-version というファイルに記録される。プロジェクトでRubyのバージョンを統一するために、このファイルをGit等のバージョン管理システムにコミットしてもよい
  
 ==== global 指定  ===== ==== global 指定  =====
-local 設定が見つからない場合は、global 設定が使われる。普段使うバージョンを指定すると良い。+local 設定が見つからない場合は、global 設定が使われる。優先度は最も低い。
  
   $ rbenv global 2.0.0-p0    $ rbenv global 2.0.0-p0 
  
-global 設定は ~/.rbenv/version に記録される+普段使いたいRubyのバージョンを指定すると良い。 
 + 
 +global 設定は ~/.rbenv/version に記録される(RBENV_ROOT環境変数が設定されている場合は $RBENV_ROOR/version)
  
 ==== 現在の指定を確認 ==== ==== 現在の指定を確認 ====
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-===== 新 ===== +===== 版のRubyがインストールできない場合 ===== 
-新しいrubyリリースされた後などで、その最新版がインストール対象にない場合はrbenvを最新版に更新するとよい+新しいrubyリリースされた後、その最新版がインストール対象にない場合はrbenvを更新する。
  
   $ cd ~/.rbenv   $ cd ~/.rbenv
rbenv.1388307495.txt.gz · 最終更新: 2013/12/29 08:58 by nullpon