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gpg [2022/07/25 05:55] – [インポート] nullpongpg [2025/02/27 12:34] (現在) nullpon
行 5: 行 5:
  
 公開鍵暗号は、暗号化する鍵と復号する鍵が異なっており、暗号化する鍵を公開鍵とし、復号する鍵を秘密鍵とする。公開鍵で暗号化すると、そのデータを読めるのは秘密鍵の持ち主だけになる。よって、誰かに秘密のメッセージを送りたい場合は、送信相手の公開鍵を入手して暗号化して送れば良い。公開鍵はネットで公開するなり、鍵サーバに置くなり誰でも利用可能にする。メールで送っても良い。秘密鍵は他者に漏れないようにする 公開鍵暗号は、暗号化する鍵と復号する鍵が異なっており、暗号化する鍵を公開鍵とし、復号する鍵を秘密鍵とする。公開鍵で暗号化すると、そのデータを読めるのは秘密鍵の持ち主だけになる。よって、誰かに秘密のメッセージを送りたい場合は、送信相手の公開鍵を入手して暗号化して送れば良い。公開鍵はネットで公開するなり、鍵サーバに置くなり誰でも利用可能にする。メールで送っても良い。秘密鍵は他者に漏れないようにする
 +
 +===== 所有している鍵の一覧 =====
 +
 +公開鍵
 +
 +  $ gpg --list-keys 
 +
 +秘密鍵
 +
 +  $ gpg --list-secret-keys
 +
 +期限切れの鍵も表示する場合は ''-v'' をつける
 +
 +  $ gpg --list-keys -v
 +
 +===== 鍵のエクスポート =====
 +
 +  $ gpg --export > my,gpg.pub
 +
 ===== 鍵生成 ===== ===== 鍵生成 =====
   $ gpg --gen-key   $ gpg --gen-key
行 14: 行 33:
   * 鍵長:とりあえず2048bitあれば今のところは安心   * 鍵長:とりあえず2048bitあれば今のところは安心
   * 有効期限:0にすると無期限となる。5yとすると5年後に無効になる。   * 有効期限:0にすると無期限となる。5yとすると5年後に無効になる。
 +    * 無効になった鍵では暗号化できないが、復号は引き続き可能
   * 個人情報:お好きなように   * 個人情報:お好きなように
     * 名前     * 名前
行 21: 行 41:
  
 署名用が主鍵(公開鍵pub/秘密鍵sec)、暗号用が副鍵(公開鍵sub/秘密鍵ssb)、ただし、RSAの場合は復号鍵で暗号化し、それを暗号化鍵で復号することができるため、副鍵なしで暗号化もできてしまうので注意。 署名用が主鍵(公開鍵pub/秘密鍵sec)、暗号用が副鍵(公開鍵sub/秘密鍵ssb)、ただし、RSAの場合は復号鍵で暗号化し、それを暗号化鍵で復号することができるため、副鍵なしで暗号化もできてしまうので注意。
 +
 +===== 公開鍵をエクスポート =====
 +
 +<code>
 +gpg --export -a <鍵ID>
 +</code>
 +
 +''-a''はテキスト形式(armored format)で出力する。鍵ID未指定の場合は持っている公開鍵全て出力する
 +
 +
 ===== 公開鍵をインポート ===== ===== 公開鍵をインポート =====
 鍵サーバから 鍵サーバから
行 31: 行 61:
 </code> </code>
  
-importした公開鍵へ署名+importした公開鍵へ署名(lsignはローカルでのみ有効な署名)
 <code> <code>
 $ gpg --sign-key $ gpg --sign-key
行 37: 行 67:
 </code> </code>
  
-信用度を変え+信用度が設定されてないので設定す 
 <code> <code>
 $ gpg --edit-key "変更したい鍵とかメールアドレスとか" $ gpg --edit-key "変更したい鍵とかメールアドレスとか"
 +</code>
  
-鍵の情報が表示される 
- 
-gpg > trust 
 <code> <code>
 +gpg > trust
 +</code>
 +
  
 ===== 暗号化・復号 ===== ===== 暗号化・復号 =====
 +
 ==== 暗号化 ==== ==== 暗号化 ====
  
行 60: 行 93:
  
   $ gpg -d hoge.txt.gpg > hoge.txt   $ gpg -d hoge.txt.gpg > hoge.txt
-   + 
-  +
 ===== 秘密鍵のエクスポート・インポート ===== ===== 秘密鍵のエクスポート・インポート =====
  
行 68: 行 101:
 ==== エクスポート ==== ==== エクスポート ====
      
-```+<code>
 gpg --export-secret-keys > secret_keys  gpg --export-secret-keys > secret_keys 
-```+</code>
  
 秘密鍵の数だけパスフレーズを求められる。(エラーではない) 秘密鍵の数だけパスフレーズを求められる。(エラーではない)
行 76: 行 109:
 ==== インポート ==== ==== インポート ====
  
-<markdown> +<code>
-```+
 gpg --import secret_keys gpg --import secret_keys
-```+</code>
  
 インポートした鍵は信頼性が未設定になるので、信頼性を設定する インポートした鍵は信頼性が未設定になるので、信頼性を設定する
  
-```+<code>
 gpg --edit-key <鍵ID> gpg --edit-key <鍵ID>
-```+</code>
  
 trustを実行 trustを実行
  
-```+<code>
 gpg> trust gpg> trust
-```+</code>
  
 自分の鍵なので信頼性を絶対(5)にする 自分の鍵なので信頼性を絶対(5)にする
-</markdown> 
gpg.1658728532.txt.gz · 最終更新: 2022/07/25 05:55 by nullpon