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サイト用ツール


ubuntu:hardy

Ubuntu 8.04

古い情報です。

aptitude

aptのラッパーみたいの。

.bash_profileが無いよ

代わりに ~/.profile にパスやエイリアスの設定を書く。~/.bash_profileを作ると ~/.profileは読まれなくなるらしい

sshd

公開鍵認証のみ許可する設定。

インストール

$ sudo aptitude install opensshd-server

まずクライアントで秘密鍵と公開鍵を作る(デフォルトで2048bitの鍵が作成される。鍵の長さを指定する場合は-bオプションで)

$ ssh-keygen -t rsa

公開鍵をサーバに転送。

$ ssh-copy-id nullpon@example.com 

example.comサーバのユーザnullponの~/.ssh/authorized_keyに登録される。

サーバ側の設定 /etc/ssh/sshd_configを修正する。ssh_configというファイルもあるが、編集するのはsshd_config

PubkeyAuthentication yes
PermitRootLogin no
PasswordAuthentication no
ChallengeResponseAuthentication no
PermitEmptyPassword no
AllowUsers nullpon
UsePAM no

これでSSHdを再起動する。設定が間違っているとSSHログインできなくなるのでリモートではやらない方が良い。

vim

デフォルトで入っているvimは弱い(vim-tiny)ので

$ sudo aptitude install vim-full

Ruby

初期状態ではRubyが入っていない

$ sudo aptitude install ruby1.8
$ sudo aptitude install ruby1.8-dev
$ sudo aptitude install rubygems1.8

ruby1.8-devは開発用のような名前だが、通常の用途でもほぼ必須なので必ず入れておく

gemパッケージの扱いが8.04~9.04で微妙に異なっているので注意する

Ubuntu 8.04

rubygem1.8 というパッケージはない

$ sudo aptitude install rubygems

gem update –systemをするとgemコマンドが使えなくなり、gem1.8コマンドが作られる

$ gem1.8

Ubuntu 8.10

ubygemsパッケージはrubygems1.8の仮想パッケージになっている。gem コマンドは作成されず gem1.8 のみ。

Ubuntu 9.04以降

rubygemsパッケージはrubygems1.8の仮想パッケージになっている。gemコマンドはalternatesで管理され、gem1.8が指定されている。

net/httpsが無いといわれる場合(RSpec On Railsが要求する)は、 libopenssl-ruby をインストール

$ sudo aptitude install libopenssl-ruby1.8 

MySQL

データディレクトリの移動

my.cnfのdatadirを変更したり、/var/lib/mysql ディレクトリをシンボリックリンクで置き換えただけではだめ。AppArmorというセキュリティアプリケーションがMySQLが読み書きできるディレクトリを制限しているので、移動先を読み書きできるように設定する。

sudo /etc/init.d/mysql stop
sudo /etc/init.d/apparmor stop

cd /var/lib
sudo cp -a mysql /media/ssd/  # SSDにコピー
sudo mv mysql mysql.backup    # 念のためバックアップ 
ln -s /media/ssd/mysql mysql  # シンボリックリンクに

sudo vi /etc/apparmor.d/usr.sbin.mysqld  # /media/ssd/mysqlディレクトリに対する権限を設定

sudo /etc/init.d/apparmor start
sudo /etc/init.d/mysql start

ログ

authlog

認証ログ、ログインやsudoの記録が残る

COMMAND=/usr/bin/gconftool --get /system/http_proxy /use_http_proxy

これは /etc/cron.daily/apt が実行している

  # set the proxy based on the admin users gconf settings
admin_user=$(getent group admin|cut -d: -f4|cut -d, -f1)
if [ -n "$admin_user" ] && [ -x /usr/bin/sudo ] && [ -z "$http_proxy" ] && [ -x /usr/bin/gconftool ]; then
        use=$(sudo -u "$admin_user" gconftool --get /system/http_proxy/use_http_proxy)
        host=$(sudo -u "$admin_user" gconftool --get /system/http_proxy/host)
        port=$(sudo -u "$admin_user" gconftool --get /system/http_proxy/port)
        if [ "$use" = "true" ] && [ -n "$host" ] && [ -n "$port" ]; then
                export http_proxy="http://$host:$port/"
        fi
fi

そのほか

wget

SSLのサイトにwgetすると

ERROR: Certificate verification error for hudson.dev.java.net: unable to get local issuer certificate

というエラーが出てくる。 証明書をインストールする。–no-check-certificate は基本的に使わないこと

sudo aptitude install ca-certificates

IPアドレスを固定する

ファイルは /etc/network/interfaces

#DHCPの設定をコメント
# auto eth0
# iface eth0 inet dhcp

# 手動設定に
auto eth0
iface eth0 inet static
address   192.168.10.101
netmask   255.255.255.0
network   192.168.10.0
broadcast 192.168.10.255
gateway   192.168.10.1

設定値は自分のネットワーク環境に合わせる。

設定をDHCPにしておき、ルータの機能で特定のMACアドレスに対して特定のIPアドレスを割り当てる機能を用いて固定する事もできる。

cpufrequtils

CPUのクロックをコントロールするツール群。なお、これは省電力のためのツールでありオーバークロックはできない。

現在の状態を見る

cupfreq-info 

動作モードを変更する

cpufreq-set

BIOSでEISTのようなCPU省電力機能が無効になっている場合、インストールしても設定ファイルが作られないので先にBIOSで省電力機能を有効にしておく。EIST対応のXEONを搭載したサーバにUbuntu 10.04をインストールしたところ、cpufrequtilsをインストールしなくても最初からCPUクロックが制御されており、ondemandでCPU速度が切り替わっているようだ。設定を変えたいと思わないなら、これをインストールする必要はないようだ。

CPUクロックの情報を知りたければ、以下のディレクトリのファイルを調べる

/sys/devices/system/cpu/cpu[0-9]/cpufreq/

インストール

sudo aptitude install cpufrequtils

ライブラリの他、cpufreq-infoとcpufreq-setというユーティリティコマンドがインストールされる。

ドライバ

  • acpi-cpufreq - EIST対応のCPU(Core2以降のCPU)
  • p4-clockmod - Pentium4、一部のAtom(330など)
  • あとAMD用のドライバがあるらしい…

ドライバが設定されてない場合はcpufreq-infoでCPU情報が表示されない。ドライバを設定する

sudo /sbin/modprobe p4-clockmod

ポリシー

  • performance - 動作可能の最高速でCPUをぶん回す
  • powersave - 動作可能の最低速で動かす
  • ondemand - 負荷に応じてクロックを変更する
  • conservative - 負荷に応じてクロックを変更する、ゆっくり変化するらしい
  • userspace - 手動で変更するモード

EIST非対応のCPU(p4-clockmod)ではperformanceとpowersaveしか選べないが、userspaceで手動でクロックを変更する事はできる。

ポリシーを変更するには

sudo cpufreq-set -c 1 -g powersave

手動でクロックを変更するには

sudo cpufreq-set -c 1 -f 800MHz

マルチコアCPUではコア毎にクロックを設定できる。cオプションでCPUの番号を指定する。デフォルトは0番。ハイパースレッディングのCPUでも複数のCPUが表示されるが、実体は同一コアであるため1つを変更すると連動するもう1つのCPUも同時に変更される。cpufreq-infoコマンドの表示で同一コアを確認できる。

CPUs which run at the same hardware frequency: 0 2
CPUs which need to have their frequency coordinated by software: 0 2
CPUs which run at the same hardware frequency: 1 3
CPUs which need to have their frequency coordinated by software: 1 3

CPU番号0と2、1と3が同一のコア。

ハードウェアのモニタリング

CPU温度やファンの回転数などを調べるユーティリティ

インストール

$ sudo aptitude install lm-sensors

sensorsコマンドで情報を見る

$ sensors

サービス

起動、停止はserviceコマンドで

$ sudo service nginx start
$ sudo service nginx stop

サービスの登録はupdate-rc.dコマンドで

$ sudo update-rc.d nginx defaults

サービスの設定を一覧表示したいなら sysv-rc-conf を入れてしまうのが手っ取り早い

$ sudo aptitude install sysv-rc-conf
$ sysv-rc-conf --list
ubuntu/hardy.txt · 最終更新: 2016/09/26 09:28 by nullpon