netplan
netplan
linuxのネットワークコンフィグを簡単に行えるように設計されたツール。
設定手順
- /etc/netplan/*.yaml に設定ファイルを作成する
- sudo netplan apply コマンドで反映
applyすると /run/systemd/network 以下にsystemd-networkの設定ファイルが作成される
設定例
- nicは2つ
- enp0s3はdhcpで運用、external通信
- enp0s8はstatic ipで運用、192.168.56.0/24 のLAN内の通信に使用する
/etc/netplan/93.enp0s3.yaml を作成
network: ethernets: enp0s3: addresses: [] dhcp4: true version: 2
/etc/netplan/98.enp0s8.yaml を作成
network: ethernets: enp0s8: addresses: - 192.168.56.2/24 dhcp4: false routes: - to: 192.168.56.0/24 via: 192.168.56.1 metric: 100 version: 2
複数のファイルに同じインターフェースの設定がされている場合、後から読まれる設定で上書きされる。例えば1.yaml
と0.yaml
というファイルがあれば1.yaml
の記述で上書きされる。
インストール時点で /etc/netplan/00-installer-config.yaml
というファイルが作成されているが、このファイルに変更は加えないこと。00より大きい数字をつけたファイルを別途作成して設定を上書きさせる(このため、ここでは93.enp0s3.yaml
や 98.enp0s8.yaml
というファイル名にしている)
起動が遅い問題
a start job is running for wait for network to be configured
的なメッセージが出て起動に時間がかかってる場合、dhcpがないのにdhcpとなっているかもしれない。
インターフェースが存在するが必要なければoptionalにしてしまうと良いらしい
network: ethernets: enp0s4: dhcp4: true version: 2
これを
network: ethernets: enp0s4: optional: true version: 2
修正してapply
sudo netplan apply
netplan.txt · 最終更新: 2022/10/22 04:34 by nullpon