java:jcifs
JCIFSでWindows共有ネットワークにアクセス
JCIFSはCIFS/SMBプロトコルを実装したオープンソースのJavaライブラリです。CIFSはMicrosoftのWindowsプラットフォーム上のファイル共有プロトコルで、JCIFSを使用するとJavaアプリケーションからWindows共有ネットワークにアクセス可能になります。JCIFSはLGPLで公開されています。
Windowsの共有フォルダは
File f = new File("\\\\garadriel\\path");
Fileクラスで通常のディレクトリと同様にアクセスできるのですが、Fileクラスでは、ユーザやパスワードを設定できないので、Java実行ユーザが指定の共有フォルダにアクセスする権限を持っている必要があります。また、当然ですが非Windows環境では使えません。そこでJCFISを使用します。
以下の設定で、JCIFSを使って共有ディレクトリにアクセスします。
- ユーザ名 paulownia\nil
- パスワード password
- サーバ名 garadriel
- 共有フォルダのパス path(\\garadriel\path)
import jcifs.smb.SmbFile; public class Test { public static void main(String[] args) { try { SmbFile file = new SmbFile("smb://paulownia;nil:password@garadriel/path/"); String[] filenames = file.list(); for (int i = 0; i < filenames.length; i++) { System.out.println(filenames[i]); } } catch (Exception e ) { e.printStackTrace(); } } }
java/jcifs.txt · 最終更新: 2007/11/18 16:56 by 127.0.0.1